商品情報にスキップ
1 23

ARABIA

希少 アラビア(ARABIA)ヒルッカ・リーサ・アホラ HLA(Hilkka-Liisa Ahola)ティーカップ&ソーサー

通常価格 ¥30,000
売り切れ

クレジットカード分割払いの場合: 月々約2500円〜 ※ 分割手数料はカード会社の規定によります

数量
🚚 1万円以上で送料無料
北海道・沖縄・離島は13,000円以上で無料
💳 Visa / Mastercard / JCB / PayPay / コンビニ決済 / 銀行振込 / 代引き
詳細を表示する

ARABIAのアートデパートメントが生んだ 一点ものの手描き芸術

フィンランドを代表する陶器メーカーARABIA社のアートデパートメントで作成されたティーカップです。デザイナーのヒルッカ・リーサ・アホラはARABIA社で大量生産品の生産ラインとは別に、自らのアトリエを社内工房という形でもち、絵付け師と共作でハンドメイド作品の制作をおこなっていました。

ヒルッカ・リーサ・アホラはよくひまわりの絵を好んで描いていますが、作品によって様々な色つけがされています。こちらはひまわりの花びらが青色という独特な色彩感覚で描かれています。

形はまっすぐな寸胴型で口の部分が外側に沿っています。デミタスカップのような形ですが比較的大容量のカップで250ml程度入ります。

フォルムデザインを担ったのはルスカやバレンシアで有名なウラ・プロコッペです。本作は1960年にデザインされたルスカという大ヒット作の「Sモデル」という形状をモデルとしています。Sモデルとは、ルスカで採用されたカップやプレートやポットなどの一連の食器シリーズのフォルムを基本形と定めて総称したものです。

Sモデルの登場以降、多くのARABIA製品が表面のデコレーションを変えつつ食器の形状はルスカのSモデルを採用する、という手法で生み出されてきました。ウラ・プロコッペの死去後もSモデルは数十年に渡って採用され、コスモス、フラクタス、フローラ等の食器シリーズでも採用されています。「同じ形」が使われ続けたため、Sama(フィンランド語で「同じ」の意味)の頭文字をとってS-Modelと呼ばれました。

■詳細スペック

メーカー:ARABIA / アラビア
フォルムデザイン:Ulla Procope / ウラ・プロコッペ
パターンデザイン:Hilkka-Liisa Ahola / ヒルッカ・リーサ・アホラ
製造国:フィンランド
年代:1960年代
コンディション:★★★★★(5:完品)
保存状態も良好なデッドストック品の完品となります。色つやも良く、市場で入手可能なカップ&ソーサーとしてはトップコンディションの作品となります。

■サイズ

直径10cm 高さ5.5cm ソーサー直径16cm


■関連コレクション

ARABIA — フィンランドが世界に誇る陶磁器の名窯

ヘルシンキのARABIA工場 1975年
1975年のARABIA工場(ヘルシンキ・アラビア地区)

1873年、スウェーデンのロールストランド社がヘルシンキに設立した分工場がARABIAの始まりです。当初はロシア帝国向けの陶磁器を生産していましたが、1917年のフィンランド独立後に完全なフィンランド企業となり、20世紀半ばにはフィンランド最大の陶磁器メーカーへと成長しました。

カイ・フランク
「フィンランドデザインの良心」カイ・フランク(1911–1989)

黄金時代を築いたデザイナーたち

カイ・フランク(1911–1989)は「フィンランドデザインの良心」と呼ばれ、キルタ(後のティーマ)やカルティオなど、無駄を削ぎ落とした機能美の名作を生み出しました。1949年にはARABIAのクラウンマーク(王冠のバックスタンプ)もデザインしています。

ウラ・プロコッペ(1921–1968)は、コバルトブルーの手描きが美しいバレンシア(1960–2002年)と、鉄粉を施した独特の土色が魅力のルスカ(1960年代–1999年)を手がけました。ルスカの粗い表面は日本の楽焼に似た風合いで、北欧と日本の美意識の近さを感じさせます。

ARABIA工場の陶芸家たち
ARABIA工場のアトリエで制作する陶芸家たち

このほか、ビルガー・カイピアイネン(1915–1988)は「装飾の王」と呼ばれ、名作パラティッシをはじめ華やかな装飾陶芸を制作。エステリ・トムラはフローラシリーズの植物画で知られ、ライヤ・ウオシッキネンも数多くの装飾パターンを手がけました。

ヴィンテージの見分け方 — バックスタンプ(刻印)ガイド

ARABIAのロゴマーク
ARABIAのマーク
  • 1874〜1930年頃:素地への型押し(インプレスト)が主流。1878年以降はフィンランドの紋章入りカラーマークも併用。
  • 1932〜1949年:クルト・エクホルムがデザインした「パイプスタンプ」。工場に導入された122mのトンネル窯を表現したデザイン。
  • 1949年〜現在:カイ・フランクがデザインしたクラウンマーク(王冠)。月桂樹の輪を逆さにして王冠に見立てた斬新なデザイン。1964年、1971年、1975年、1981年、2014年に更新。
  • 生産年の読み方:1940年代以降は月→年の順で数字が刻印。2等品にはローマ数字IIや色付きドットが付されます。
  • 2016年以降:ヘルシンキ工場は2016年3月に閉鎖され、現在はタイとルーマニアで生産。ヴィンテージ品はすべてフィンランド製で、「MADE IN FINLAND」の刻印があります。

アラビア刻印年代別完全ガイド

この商品をシェア

X LINE P f

ヒルッカ・リーサ・アホラ(Hilkka-Liisa Ahola)

Hilkka-Liisa Ahola
ヒルッカ・リーサ・アホラ(Hilkka-Liisa Ahola,1920〜2009)

フィンランドの首都ヘルシンキの生まれです。1943年にARABIAで研修生として働いた後は複数のデザイン職を転々とします。1947年にARABIA社に正式に入社し、以降1974年までの27年間の間にHLAデザインと呼ばれる花柄や女性像をあしらったアトリエ作品を数多く手掛けます。彼女の作品は一つひとつがハンドペイントによるため同じものが二つとなく、とくに青・茶・黄色を明度を落として使用する暗褐色の作品が多く独特な色彩感覚に特徴があります。彼女が一躍有名になったのは1958年に発表されたクッカ(花)シリーズで、ハンドペイントで花が描かれた花瓶が大ヒットし1970年代まで生産が続けられています。1974年にARABIAは経営危機によってアートデパートメントを縮小し、それに伴い彼女もARABIAを退社しています。以降はフリーの立場でバティックと呼ばれるろうけつ染めの製作へと転身していきます。

ヒルッカ・リーサ・アホラの作品一覧はこちらからどうぞ

安心のお買い物サポート

🔎

専門スタッフが検品

コンディションを丁寧に確認し、詳細な写真でお伝えします

🔁

万が一の際も安心

配送破損・商品違い・記載外の瑕疵は送料当店負担で対応

📦

専用梱包でお届け

ヴィンテージ食器専用の厳重梱包で安全にお届けします

当店の商品は北欧で直接買い付けたヴィンテージ品です。一点一点のコンディションを丁寧に検品してお届けします。
コンディション評価についてヴィンテージ食器の魅力