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ARABIA

ARABIA(アラビア)カレリア(Karelia)ティーカップ&ソーサー&プレート トリオ

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フィンランドの名窯が生んだ 手仕事の温もりが宿るカップ

■商品説明
北欧フィンランドを代表する食器メーカーARABIA社のヴィンテージの食器です。シリーズ名の「カレリア」とはフィンランドと隣国ロシアとの国境線にまたがる地域の名称です。歴史的に東西に分かれたフィンランド領とロシア領のカレリア地方が存在します。13世紀からスウェーデンとロシアが領地を争う舞台となり、18世紀にはロシア帝国領、20世紀の第二次大戦後には一部がフィンランド領となるなど、常にカレリアは領土争いの舞台となった地域です。

デザイナーのウィンクヴィストは、ロシア側のカレリア地方ソルタヴァラの出身です。祖国の土をイメージしたマットな質感を表現するために、酸化鉄を使うという変わった方法で茶系の色付けを行いました。ウィンクヴィストは製造現場で自ら色合わせを担ったと言われており、大ヒットシリーズで流行したカレリアの色の一つひとつに彼女の思いが詰まっています。

■詳細
メーカー:ARABIA / アラビア
デザイナー:

Anja Jaatinen Winquist /

アンヤ・ヤーティネン・ウィンクヴィスト
シリーズ名:Karelia / カレリア
年代:1971〜1975年
製造国:フィンランド
コンディション:★★★★☆(4:美品)
本品は複数在庫品となります。プレートの中央付近にカトラリー跡がわずかに見られますが、カップとソーサーは未使用のデットストック品です。ソーサー表面にはわずかに保存上ついたスレが見られますが、全体的に欠け・割れ等ないツヤのある良コンディションです。

 

■サイズ カップ幅9.5cm(取手含む)高さ6cm 容量220ml ソーサー直径14cm プレート直径20cm

 

アンヤ・ヤーティネン・ウィンクヴィストについて

アンヤ・ヤーティネン・ウィンクヴィスト(

Anja Jaatinen Winquist,1934年〜)

ロシア連邦カレリヤ共和国ソルタヴァラの出身。1955年にフィンランドに渡り、アラビア社の装飾部門で絵付けを担当していた

アウネ・シーメス(Aune Siimes)の助手を5年間務める。その後1974年までアラビア社のデザイン部門に在籍する。最もよく知られる作品はKareliaシリーズ、Taikaシリーズで、後者は夫のペテル・ウィンクヴィスト(

Peter Winquist)の合作となっている。彼女の作風は線的なデザインに原色に近い色合いを付与する点に特徴がある。

 

 当サイトにおける星★の評価について

当サイトでは5段階で商品の状態を評価しています。

★★★★★(星5つ):ミントコンディション、デッドストック等と呼ばれる

未使用品の状態です。くわえて、貫入、ペイント飛び等もなく製品としての出来栄えも優れたものという評価です。

★★★★☆(星4つ):カトラリー跡、長年の使用痕等がほとんど見られない未使用に近い状態のものです。貫入・ペイント飛び等がある未使用品も該当します。

★★★☆☆(星3つ):家庭で使用された痕跡が見られるものです。カトラリー跡、キズ、擦れなどが、家庭で通常使用された場合の減り具合が観察されるものです。

★★☆☆☆(星2つ):ペイントロス、キズ、カトラリー跡、汚れ、貫入、欠け等が明確に確認できる状態です。使用には問題ありませんが、見た目を考慮した評価です。

★☆☆☆☆(星1つ):大きなキズ、大きな欠け、目立つ汚れ等の明確な瑕疵が確認されるものです。基本的に掲載されることはありませんが、アウトレット品などで取り扱う場合があります。

ペイントロスやカトラリー跡や貫入といった用語の解説について、より詳しくは以下のページをご覧ください。

〈ヴィンテージのコンディションについて〉


■関連コレクション

ARABIA — フィンランドが世界に誇る陶磁器の名窯

ヘルシンキのARABIA工場 1975年
1975年のARABIA工場(ヘルシンキ・アラビア地区)

1873年、スウェーデンのロールストランド社がヘルシンキに設立した分工場がARABIAの始まりです。当初はロシア帝国向けの陶磁器を生産していましたが、1917年のフィンランド独立後に完全なフィンランド企業となり、20世紀半ばにはフィンランド最大の陶磁器メーカーへと成長しました。

カイ・フランク
「フィンランドデザインの良心」カイ・フランク(1911–1989)

黄金時代を築いたデザイナーたち

カイ・フランク(1911–1989)は「フィンランドデザインの良心」と呼ばれ、キルタ(後のティーマ)やカルティオなど、無駄を削ぎ落とした機能美の名作を生み出しました。1949年にはARABIAのクラウンマーク(王冠のバックスタンプ)もデザインしています。

ウラ・プロコッペ(1921–1968)は、コバルトブルーの手描きが美しいバレンシア(1960–2002年)と、鉄粉を施した独特の土色が魅力のルスカ(1960年代–1999年)を手がけました。ルスカの粗い表面は日本の楽焼に似た風合いで、北欧と日本の美意識の近さを感じさせます。

ARABIA工場の陶芸家たち
ARABIA工場のアトリエで制作する陶芸家たち

このほか、ビルガー・カイピアイネン(1915–1988)は「装飾の王」と呼ばれ、名作パラティッシをはじめ華やかな装飾陶芸を制作。エステリ・トムラはフローラシリーズの植物画で知られ、ライヤ・ウオシッキネンも数多くの装飾パターンを手がけました。

ヴィンテージの見分け方 — バックスタンプ(刻印)ガイド

ARABIAのロゴマーク
ARABIAのマーク
  • 1874〜1930年頃:素地への型押し(インプレスト)が主流。1878年以降はフィンランドの紋章入りカラーマークも併用。
  • 1932〜1949年:クルト・エクホルムがデザインした「パイプスタンプ」。工場に導入された122mのトンネル窯を表現したデザイン。
  • 1949年〜現在:カイ・フランクがデザインしたクラウンマーク(王冠)。月桂樹の輪を逆さにして王冠に見立てた斬新なデザイン。1964年、1971年、1975年、1981年、2014年に更新。
  • 生産年の読み方:1940年代以降は月→年の順で数字が刻印。2等品にはローマ数字IIや色付きドットが付されます。
  • 2016年以降:ヘルシンキ工場は2016年3月に閉鎖され、現在はタイとルーマニアで生産。ヴィンテージ品はすべてフィンランド製で、「MADE IN FINLAND」の刻印があります。

アラビア刻印年代別完全ガイド

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