リサ・ラーソン 1980年の青釉の大皿|ターコイズの器面に波のような線がうねる一点物

リサ・ラーソンのユニークピースとは|アトリエで生まれた一点物と、量産品との違い

北欧食器タックショミュッケ編集部
リサ・ラーソン 1980年の青釉の大皿|直径43cmの器面に、波のような線がうねる一点物
リサ・ラーソンが1980年に制作した直径43cmの大皿。ターコイズの釉の器面に、波のような線がうねる

ユニークピースとは、リサ・ラーソン(Lisa Larson)が自らの手で作陶した作品のことです。アトリエ(工房・スタジオ)で一点ずつ生まれ、世界に同じものが二つとない作品で、英語の「unique piece」に当たり、スウェーデン語では「ユニカート(unikat)」と呼ばれます。

猫やライオンの置物のように、リサが生んだ原型をもとに工場で同じ形を繰り返しつくる量産品は、デザイナーとしての仕事です。これに対してユニークピースは、リサ自身がアトリエで一点だけ作り上げた、陶芸家としての作品です。量産品よりはるかに価値があります。

この記事では、量産品との違いを当店の実物で比べ、ユニークピースが生まれた場所を、グスタフスベリ(Gustavsberg)のスタジオからKスタジオ、晩年までたどります。裏のサインや手のかたちの印の見方、土と釉薬の特徴にも触れ、最後に当店のユニークピースを一覧にまとめました。

この記事でわかること

  • ユニークピースとは何か——陶芸家リサ・ラーソンがアトリエで手がけた一点物
  • 量産品との違い——デザイナーとしての仕事と、陶芸家としての仕事
  • 一点物が生まれた場所——グスタフスベリのスタジオ、フリーランス期、Kスタジオ、晩年
  • 裏の印の見方——手書きのサインと年記、手のかたちのGマーク、工房の名
目次
  1. ユニークピースとは——リサ・ラーソンの一点物
  2. 量産品とユニークピースは何が違うのか
    1. 同じモチーフで比べる——グンナル・ストレングの貯金箱
  3. ユニークピースが生まれた場所
    1. グスタフスベリのスタジオ(1954〜1980年)
    2. フリーランス期(1980〜1992年)
    3. Kスタジオ(1992年〜)
    4. 晩年の作品
  4. 裏の印で見る一点物
    1. 手書きのサインと年記
    2. 手のかたちの印——Gマーク
    3. 工房の名を記した印
  5. 土と釉薬——シャモットの肌と手の跡
  6. 当店在庫のユニークピース一覧(2026年11月6日時点)
  7. まとめ

当店では、リサ・ラーソンのユニークピースを扱っています。グスタフスベリのスタジオの器から、フリーランス期の人物像、Kスタジオの大皿まで、作品は記事後半の一覧表にまとめました。→ 当店在庫のユニークピース一覧

ユニークピースとは——リサ・ラーソンの一点物

ユニークピースとは、リサ・ラーソンの一点物のことです。陶芸家としての彼女が、アトリエで土を選び、形をつくり、釉薬をかけて焼き上げた、同じものが二つとない作品を指します。

1969年のリサ・ラーソン|アトリエの作業台で、道具を手に陶板に向かう女性。背後の棚に人物像や器が並ぶ
1969年、作業台で陶板に向かうリサ・ラーソン。背後の棚には人物像や器が並ぶ(撮影者不詳/スヴェンスカ・ダーグブラーデット紙/Wikimedia Commons/パブリックドメイン)

スウェーデン語の「ユニカート(unikat)」は、ただ一点だけ存在する美術品やコレクションの品を意味する言葉です。リサの仕事は、一点物のユニカートと、量産のシリーズの両方から成り立っています。

リサは1954年にグスタフスベリに入り、1980年まで26年間在籍しました。グスタフスベリでの彼女は自由に仕事をすることを許され、一点物と量産品の両方を手がけています。猫やライオン、少女の像といった量産品が広く親しまれる一方で、彼女は同じ時期に、一点物の器や人物像もつくり続けました。

量産品とユニークピースは何が違うのか

量産品とユニークピースの違いは、同じ形を繰り返しつくるか、一点だけをつくるかにあります。

量産品は、リサが生んだ原型から型をとり、工場で同じ形をつくって仕上げたものです。量産品の着色も、職人が一つずつ手で行う手彩色でした。それでも形と絵柄はリサの決めた原型にそろえられ、同じ作品が数多く世に出ていきます。これが、デザイナーとしてのリサ・ラーソンの仕事です。

リサ・ラーソン アフリカの母と子の像|青い文様の衣と頭布の女性が、腕に子を抱く高さ44cmの人物像
アフリカの母と子の像。高さ44cm。青い文様の衣と頭布をまとった女性が、腕に子を抱く

ユニークピースは、リサ・ラーソンが自らの手で作陶した一点物です。形をつくり、線を刻み、釉薬をかけて焼くまで、リサ自身の手が入ります。同じ形が二つとないので、成形の跡や釉の流れ、刻んだ線といった作家の手の跡が、そのまま作品の価値になります。高さ44cmの「アフリカの母と子の像」も、そうした一点物の一つです。

一点物と量産品は、別々の世界にあったわけではありません。1954年に入社したリサは、工場の中で「レークストゥーガン(lekstugan)」、つまり「遊びの小屋」と呼ばれたアトリエに加わりました。スティグ・リンドベリ(Stig Lindberg)のもとで若いデザイナーたちが新しい原型をつくり、アイデアや形、人物像を試したうえで、量産に回すものを選んだ場所です。量産品の表情がどう移り変わったかは、ヴィンテージと復刻版の表情の違いの記事で紹介しています。

同じモチーフで比べる——グンナル・ストレングの貯金箱

同じモチーフで比べると、違いがよくわかります。財務大臣グンナル・ストレング(Gunnar Sträng)をかたどった貯金箱は、1972年から1984年までグスタフスベリで量産されました。当店には、その量産版と、釉薬をかけたユニークピースの両方があります。

リサ・ラーソン グンナル・ストレングの貯金箱 ユニークピース|深い緑の釉の上着に眼鏡の男性が、投入口のある板を両手で持つ
グンナル・ストレングの貯金箱のユニークピース。深い緑の釉の上着に眼鏡、硬貨の投入口のある板を両手で持つ
リサ・ラーソン グンナル・ストレングの貯金箱 量産版|茶色の素地に黒い眼鏡とネクタイ、白いシャツの男性
同じ貯金箱の量産版。釉をかけない茶色の素地に、黒い眼鏡とネクタイ、白いシャツ

量産版は、釉をかけない茶色の素地に、眼鏡とネクタイを黒く、シャツを白く彩色しています。ユニークピースは上着に深い緑の釉がかかり、手に持つものも板の形に変わり、硬貨の投入口はその板のすぐ下に開いています。底には、手のかたちの印とリサの名前が描かれています。

2026年11月6日時点の当店価格は、量産版が28,000円、ユニークピースが480,000円です。同じ人物をほぼ同じ大きさでかたどっていても、量産品とユニークピースのあいだには、これだけの差があります。貯金箱が生まれた経緯は、グンナル・ストレングの貯金箱の記事で詳しく紹介しています。

ユニークピースが生まれた場所

リサ・ラーソンのユニークピースは、特定の時期だけのものではありません。グスタフスベリに在籍した26年間にも、独立した後にも、晩年にもつくられています。

1991年夏のグスタフスベリの空撮|入り江とマリーナの手前に、のこぎり屋根の磁器工場の建物群が並ぶ
1991年夏のグスタフスベリ。入り江とマリーナの手前に、のこぎり屋根の磁器工場の建物群。奥に教会と給水塔(撮影: Jan Norrman/スウェーデン国立遺産委員会/Wikimedia Commons/CC BY 2.5)

グスタフスベリのスタジオ(1954〜1980年)

グスタフスベリの工場には、1942年に開かれたスタジオ(Gスタジオ)があり、作家たちがアート作品を制作していました。当店にあるグスタフスベリ期のユニークピースにも、底にスタジオの手のかたちの印を持つものが多くあります。

リサ・ラーソン Gスタジオの大型ボウル|下半分は素地のまま、上部に横線を刻んだ黒褐色の帯
Gスタジオの大型ボウル。下半分は釉をかけない素地のまま、上部に細い横線を刻んだ黒褐色の帯
リサ・ラーソン Gスタジオの大型ティーカップ|白地に濃い青の葉とオリーブ色の実が連なる
Gスタジオの大型ティーカップ。白地に濃い青の葉とオリーブ色の実が連なる

器の形はボウルやカップ、脚付きの鉢とさまざまで、絵柄も一点ごとに異なります。高さ30.5cmの脚付きボウルの底には、手のかたちの印と「LISA L.」の文字、「GUSTAVSBERG」「SWEDEN」の刻印があります。

リサ・ラーソン 脚付きボウル|灰色の斑点のある地に、オリーブ茶の渦の文様が広がる高さ30.5cmの器
高さ30.5cmの脚付きボウル。灰色の斑点のある地に、オリーブ茶の渦の文様

冒頭の直径43cmの大皿は、リサがグスタフスベリを離れた1980年の作品です。底には手書きで「Lisa L.-80」と「Gustavsberg」「Sweden」が記されています。

フリーランス期(1980〜1992年)

1980年にグスタフスベリを離れたリサは、フリーランスの作家として各地のメーカーの仕事を引き受けながら、一点物の制作や展覧会を続けました。

リサ・ラーソン 帽子の男と鳥 1985年|シルクハットの上に2羽の鳥がとまる、焦げ茶の釉の人物像
帽子の男と鳥、1985年。シルクハットの上に2羽の鳥がとまる、焦げ茶の釉の人物像

1985年の「帽子の男と鳥」は、この時期の一点物です。シルクハットをかぶった男の帽子の上に、2羽の鳥がとまっています。帽子の男と鳥というモチーフは、のちにKスタジオから出た「マジシャン(Magician)」にも通じます。一点物に現れたモチーフが、のちの作品に受け継がれていくこともありました。

リサ・ラーソン コラージュの陶板 1984年|琥珀色の釉の地に、白い十字や輪、人の姿の部品が重なる
コラージュの陶板、1984年。琥珀色の釉の地に、白い十字や輪、人の姿の部品が重なる
リサ・ラーソン フラワーベース 1991年|斜めに刻んだ黒い線の上に、金属のような光沢の帯が重なる筒形の花器
1991年のフラワーベース。斜めに刻んだ黒い線の上に、金属のような光沢の帯が重なる

正面の縁に「L.L-84」と記された1984年の陶板や、底に「Lisa L.-91」と刻まれた1991年のフラワーベースも、年記を持つこの時期の一点物です。花器のユニークピースは、北欧のフラワーベース(花瓶)完全ガイドでも紹介しています。

Kスタジオ(1992年〜)

1992年、リサはフランコ・ニコロージ(Franco Nicolosi)、シーヴ・ソリーン(Siv Solin)とともに、グスタフスベリにKスタジオ(Keramikstudion)を開きました。Kスタジオでは彼女の人物や動物の像が少量ずつ制作され、一点物の大皿や器も生まれました。工房の成り立ちは、リサ・ラーソンのKスタジオの記事で紹介しています。

リサ・ラーソン Kスタジオ初期の大皿|濃紺の地に咲く花の芯に、向かい合う二つの横顔が収まる直径39cmの皿
Kスタジオ初期の直径39cmの大皿。濃紺の地に咲く花の芯に、向かい合う二つの横顔

この初期の大皿の底には、「Kスタジオ」ではなく「Lisa Larson Studio」の名のスタンプが押されています。立ち上げ直後のKスタジオは、「Kスタジオ」の刻印を用いず、「Lisa Larson Studio」の名を用いていました。

リサ・ラーソン Kスタジオの大皿 1993年|淡い青の地に、白と濃い青の弧と金彩が散る直径約38cmの皿
Kスタジオの大皿、1993年。淡い青の地に、白と濃い青の弧と金彩
リサ・ラーソン Kスタジオの青い脚付きボウル|淡い青の地に、濃い青の波線と重なり合う円
Kスタジオの青い脚付きボウル。淡い青の地に、濃い青の波線と重なり合う円

晩年の作品

晩年にも、リサは一点物をつくっています。2012年の「物憂げな男性像」はコンクリート製で、底に手書きで「Lisa L.」と「2012」と記されています。素材は土ではありませんが、人の姿を一点ずつかたちにする仕事は、晩年まで続いていました。

リサ・ラーソン 物憂げな男性像 2012年|灰色のコンクリートでつくられた、うつむく人物像
物憂げな男性像、2012年。灰色のコンクリートでつくられた人物

裏の印で見る一点物

ユニークピースを見分ける手がかりは、作品の裏にあります。当店の実物から、代表的な印を紹介します。

手書きのサインと年記

もっとも多いのは、手で書いた、あるいは刻んだ「Lisa L」のサインと、制作年を示す2桁の年記です。1980年の大皿には「Lisa L.-80」、1985年の人物像には「LISA L. 85」、1991年のフラワーベースには「Lisa L.-91」と入っています。

リサ・ラーソン 1980年の大皿の底|黒の手書きで「Lisa L.-80」「Gustavsberg」「Sweden」
直径43cmの大皿の底。黒の手書きで「Lisa L.-80」「Gustavsberg」「Sweden」
リサ・ラーソン 帽子の男と鳥の底|粗い土の面に、黒い筆で「LISA L. 85」
帽子の男と鳥の底。粗い土の面に、黒い筆で「LISA L. 85」

手のかたちの印——Gマーク

グスタフスベリのスタジオの作品には、手のかたちの印が入ります。手の下にGの字を組み合わせたこの印(Gマーク、ハンドサイン)は、手で作られたこと、大量生産品ではないこと、工房で一点物として制作されたことの証です。

リサ・ラーソン Gスタジオの大型ボウルの底|茶色の釉の上に、手のかたちの印と「LISA L」の刻み
Gスタジオの大型ボウルの底。茶色の釉の上に、手のかたちの印と「LISA L」の刻み

Kスタジオ初期の大皿にも、「Lisa Larson Studio」「Gustavsberg Sweden」のスタンプとともに、同じ手のかたちのGマークが押されています。

リサ・ラーソン Kスタジオ初期の大皿の底|「Lisa Larson Studio」と手のかたちのGマーク、「Gustavsberg Sweden」のスタンプ
Kスタジオ初期の大皿の底。「Lisa Larson Studio」、手のかたちのGマーク、「Gustavsberg Sweden」のスタンプ

工房の名を記した印

Kスタジオの作品には、工房の名を記したものもあります。1993年の大皿には「Lisa L.-93」「Keramikstudion」「Gustavsberg」が刻まれ、青い脚付きボウルには青い字で「Lisa L.」「K-Studion」「Gustavsberg」「SWEDEN」と書かれています。

リサ・ラーソン 1993年の大皿の底|青灰色の釉に「Lisa L.-93」「Keramikstudion」「Gustavsberg」の刻み
1993年の大皿の底。青灰色の釉に「Lisa L.-93」「Keramikstudion」「Gustavsberg」の刻み
リサ・ラーソン 青い脚付きボウルの底|青い字で「Lisa L.」「K-Studion」「Gustavsberg」「SWEDEN」
青い脚付きボウルの底。青い字で「Lisa L.」「K-Studion」「Gustavsberg」「SWEDEN」

一方で、量産品の底にも、筆で書いたサインや印刷、ラベルでリサの名前が入るものがあります。サインは一点物の手がかりの一つであり、年記や工房の印、作品そのものに残る手の跡と合わせて見ることが大切です。サインのない作品の見方は、サインのない作品・グスタフスベリ期と現行品の違いの記事で詳しく紹介しています。

土と釉薬——シャモットの肌と手の跡

ユニークピースには、シャモット(一度焼いた土を砕いて粘土に混ぜ込んだ素材)を含む、粗い炻器(ストーンウェア)の土を使った花器や大皿、人物像が多く見られます。スウェーデン国立美術館(Nationalmuseum)には、リサが1955年にグスタフスベリで制作した、高さ39.2cmの花器が収蔵されています。シャモットを含む炻器に浮き彫りの装飾があり、釉は一部にだけかかっています。

リサ・ラーソン 光を遮る人の顔|目や指を刻んだ線のくぼみに、緑の釉がたまる
光を遮る人の顔。目や指を刻んだ線のくぼみに、緑の釉がたまる

土の粒が見える肌や、指で押さえた跡、刻んだ線にたまった釉は、欠陥ではなく、手で作られた証です。「光を遮る人」では、顔を覆う手の指や目元が線で刻まれ、そのくぼみに緑の釉がたまっています。

リサ・ラーソン 1979年の大皿の部分|ベージュの地に細い線が刻まれ、鉄色の釉の弧が重なる
1979年の大皿の部分。ベージュの地に細い線が刻まれ、鉄色の釉の弧が重なる

1979年の大皿では、細く刻んだ線の上に、鉄色の釉の大きな弧が重なっています。Gスタジオの大型ボウルの下半分は釉をかけない素地のままで、土に含まれる白い粒がそのまま見えます。形も線も釉も一点ごとに異なるので、同じ表情の作品は二つとありません。

当店在庫のユニークピース一覧(2026年11月6日時点)

当店にあるリサ・ラーソンのユニークピースを、時期の古い順にまとめました。作品名から商品ページをご覧いただけます。一点物のため、売り切れの際はご容赦ください。

写真 作品名 時期・工房 サイズ 価格(税込)
リサ・ラーソン 交差する大地の大皿 交差する大地の大皿 1956年(または1966年)/Gスタジオ 直径32cm・高さ8cm 180,000円
リサ・ラーソン 青釉のジャルディニエール 青釉のジャルディニエール 1960年代〜1970年代初頭/グスタフスベリ 直径19.5cm・高さ15.4cm 250,000円
リサ・ラーソン ルンデル(Rundel)の丸型陶板「金彩の顔」 ルンデル(Rundel)の丸型陶板「金彩の顔」 1969〜1972年/グスタフスベリ 直径12.5cm・高さ3.5cm 55,000円
リサ・ラーソン ルンデル(Rundel)の丸型陶板「鳥」 ルンデル(Rundel)の丸型陶板「鳥」 1969〜1972年/グスタフスベリ 直径12.5cm・高さ3.5cm 55,000円
リサ・ラーソン 座る男(Sittande Man) 座る男(Sittande Man) 1970〜80年代/グスタフスベリ 高さ約15.5cm 190,000円
リサ・ラーソン 大皿(1979年) 大皿(1979年) 1979年 直径約39cm 320,000円
リサ・ラーソン 青釉に幾何学文様の大皿(43cm) 青釉に幾何学文様の大皿(43cm) 1980年/グスタフスベリ(スタジオ) 直径43cm・高さ7cm 390,000円
リサ・ラーソン アフリカの母と子の像 アフリカの母と子の像 1980年代/グスタフスベリ 高さ44cm・幅12cm 680,000円
リサ・ラーソン 脚付きボウル(高さ30.5cm) 脚付きボウル(高さ30.5cm) グスタフスベリ在籍期(1954〜1980年) 直径34.5cm・高さ30.5cm 420,000円
リサ・ラーソン 大型ボウル 大型ボウル グスタフスベリ在籍期(1954〜1980年)/Gスタジオ 直径約22cm・高さ約14.5cm 160,000円
リサ・ラーソン 大型ティーカップ(チョコレートカップ) 大型ティーカップ(チョコレートカップ) グスタフスベリ在籍期(1954〜1980年)/Gスタジオ 高さ約8.5cm・口径約12.5cm 130,000円
リサ・ラーソン シャモットのフラワーベース シャモットのフラワーベース グスタフスベリ在籍期(1954〜1980年) 高さ29cm 150,000円
リサ・ラーソン 大皿(40cm・訳あり) 大皿(40cm・訳あり) グスタフスベリ在籍期(1954〜1980年) 直径40cm・高さ11.5cm 225,000円
リサ・ラーソン グンナル・ストレング財務大臣貯金箱 グンナル・ストレング財務大臣貯金箱 グスタフスベリ(スタジオ) 高さ15cm・横幅9.5cm 480,000円
リサ・ラーソン コラージュの陶板 コラージュの陶板 1984年 縦18.5cm・幅28.5cm・奥行き5.5cm 95,000円
リサ・ラーソン 帽子の男と鳥(Man med hatt och fåglar) 帽子の男と鳥(Man med hatt och fåglar) 1985年(フリーランス期) 高さ約17.5cm 480,000円
リサ・ラーソン 緑釉彫刻装飾のフラワーベース 緑釉彫刻装飾のフラワーベース 1989年 高さ約15cm・直径約13cm 85,000円
リサ・ラーソン 光を遮る人 光を遮る人 1990年 高さ13cm・横幅9.5cm・奥行き13cm 170,000円
リサ・ラーソン シャモットとラスター釉のフラワーベース シャモットとラスター釉のフラワーベース 1991年 高さ20cm 78,000円
リサ・ラーソン フラワーベース フラワーベース 1992年 直径17cm・高さ11.5cm 85,000円
リサ・ラーソン 向かい合う二つの横顔の花の大皿(39cm) 向かい合う二つの横顔の花の大皿(39cm) 1990年代前半(Kスタジオ初期)/Kスタジオ 直径39cm・高さ5cm 350,000円
リサ・ラーソン 金彩装飾の大皿 金彩装飾の大皿 1993年/Kスタジオ 直径約38cm 290,000円
リサ・ラーソン 青い脚付きボウル 青い脚付きボウル Kスタジオ 直径24.5cm・高さ13.5cm 98,000円
リサ・ラーソン 物憂げな男性像(コンクリート製) 物憂げな男性像(コンクリート製) 2012年 幅7cm・奥行き10.5cm・高さ14cm 150,000円

まとめ

要点の整理

  • ユニークピースは、リサ・ラーソンが自らの手で作陶した作品。スウェーデン語ではユニカート(unikat)
  • 量産品は原型をもとに同じ形を繰り返すデザイナーとしての仕事、ユニークピースはリサ自身がアトリエで一点だけ作り上げた陶芸家としての作品
  • 一点物は、グスタフスベリのスタジオ(1954〜1980年)、フリーランス期(1980〜1992年)、Kスタジオ(1992年〜)、晩年のどの時期にもある
  • 裏の手がかりは、手書きのサインと年記、手のかたちのGマーク、工房の名
  • 土の粒や刻んだ線、線にたまった釉は、手で作られた証

量産品が広く親しまれたリサ・ラーソンですが、その原点には、土に向かう陶芸家としての仕事がありました。一点物のユニークピースには、その手の跡がそのまま残っています。

参考資料
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