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Lisa Larson

リサ・ラーソン グスタフスベリ 動物園(Menageri)ネコ(Katt)猫、ねこ

リサ・ラーソン グスタフスベリ 動物園(Menageri)ネコ(Katt)猫、ねこ

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スウェーデンの国民的作家が生んだ 手のひらに宿る北欧の物語

リサ・ラーソンがグスタフスベリ社で1966年にデザインした動物園シリーズのネコの陶器像です。シリーズ名のメナジェリーとは舶来の動物を展示する見世物小屋のことです。同シリーズでは、カバ、ラクダ、ネコ、おばけネズミ、サイがデザインされました。いずれも手のひらに乗るような小ぶりなサイズで、生息域が限られる希少な動物をモチーフにしています。

こちらはネコの置物となります。背中は縦縞の模様が入り、尻尾はピンっと元気よく縦に伸びて、正面をじっと見据えて口角を上げた愛らしい表情が印象的な作品です。本作はメナジェリーシリーズでも一番人気がある作品となっています。リサ・ラーソンの表現するネコは、それまでは鋭い眼差しの作品が多く生み出されましたが、本作では可愛らしさを全面に押し出している点に特徴があります。現代に認知されているリサ・ラーソンの「かわいい猫」の原点ともいえる作品です。

本作が生み出された1960年代当時、リサ・ラーソンは陶器像の材料研究を熱心におこなっていました。胴体はシャモットと呼ばれるより土のむき出しの感じがありつつ高い耐久性も確保した新しい製造方法で作られています。首と尻尾の風合いにシャモット陶器の質感が感じられます。

リサ・ラーソン — 北欧の愛すべき陶芸家

スティグ・リンドベリとリサ・ラーソン

師匠スティグ・リンドベリとリサ・ラーソン。1年の試用期間が26年に。

リサ・ラーソン(1931-2024)。スウェーデン南部スモーランド地方エルムフルトに生まれ、ヨーテボリの工芸学校でテキスタイルから陶芸に転向。1954年、学生コンペの審査員を務めたグスタフスベリの巨匠スティグ・リンドベリに才能を見出され、「1年の試用期間」で工場に招かれました。その1年は、やがて26年間の創作活動へと続いていきます。

リンドベリが「レクストゥーガ(遊び小屋)」と呼んだ工房で、リサは「リッラ・ズー(小さな動物園)」「ABCガールズ」「アフリカ」など数々の名作を生み出しました。ある日、暗褐色のシャモット陶土でしっぽを立てた猫を作ったことが、生涯で約30種もの猫の陶器を生むきっかけとなります。

日本とリサ・ラーソン

ABCガールズの「ドーラ」を制作するリサ

ABCガールズの「ドーラ」に命を吹き込むリサ。1950年代の痩身美の風潮に対し、古代の豊穣の女神に着想を得たふくよかな女性像を創りました。

リサ・ラーソン作品の手描き絵付け

一つひとつ手描きで絵付けされるリサ・ラーソンの陶器。職人の手仕事ゆえの個体差が、ヴィンテージ品の魅力です。

1970年、リサは大阪万博を訪れ、益子焼の人間国宝濱田庄司と出会います。民藝運動に触れたこの体験が、彼女の手仕事への信念をさらに深めました。2010年には日本の絵本のために赤い縞模様の猫「マイキー」を描き、やがてこの猫は日本中で愛されるキャラクターに。2014-15年の日本巡回展には21万人以上が来場しました。

ヴィンテージと復刻版の見分け方

リサ・ラーソン作品の制作時期は、バックスタンプで判別できます。

  • グスタフスベリ工場時代(1954-1980) — 錨マークに「GUSTAVSBERG」「LISA L.」「SWEDEN」の刻印。最もコレクター価値が高いヴィンテージ品。
  • フリーランス時代(1980-1992) — ロールストランド、イエ・ガントフタなど各メーカーの刻印。
  • ケラミックストゥディオン時代(1992年〜) — 「K-Studion」の刻印。リサが共同設立した工房で、ヴィンテージの名作を手作りで復刻。高品質ですがオリジナルとは異なります。

当店で取り扱うリサ・ラーソン作品は、スウェーデンから直接買い付けたヴィンテージのオリジナル品です。


■詳細スペック

  • メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
  • デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
  • シリーズ名:Menageri / 動物園
  • 作品名:Katt / ネコ
  • 年代:1966〜1976年
  • 生産国:スウェーデン
  • サイズ:幅6.5cm 高さ9.5cm 奥行6.5cm

■コンディション:★★★★★(5:完品)

割れ欠け貫入がなく制作当時の姿をそのまま留めた完品のコンディションです。オリジナルのシールも一部残っており大変状態が良いものです。


■関連コレクション

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リサ・ラーソン(Lisa Larson)

リサ・ラーソン

リサ・ラーソン(Lisa Larson,1931〜2024年)

スウェーデンを代表する世界的な陶芸家。スウェーデン南部スモーランド地方クロノベリ(Kronoberg)郡エルムフルト(Älmhult)地区にある小さな村ハールンダ(Härlunda)の生まれです。はじめ服飾デザイナーを志しましたが、ヨーテボリ芸術大学で陶芸と出会い、その道を歩むことになります。

グスタフスベリでの活躍

コンペでスティグ・リンドベリに見い出されたことがきっかけとなり、1年間の試用期間を経てグスタフスベリ社のデザイナーとして正式に入社。直後の1955年にはLilla Zoo(小さな動物園)シリーズを発表し、1964年にはライオン像で有名なAfrikaシリーズを生み出しました。愛らしくもどこかユーモラスな動物たちの造形は、北欧陶芸の新しい地平を切り開くものでした。

代表的な作品シリーズ

グスタフスベリ在籍中に手がけた主な作品には、動物をモチーフにした「Lilla Zoo」「Afrika」「ABC-Flickor」のほか、人物像の「Larson-serien」、壁掛けレリーフの「Väggplattor」などがあります。いずれも手作りの温かみと北欧らしいシンプルな造形美が特徴で、量産品にはない一点一点の表情が魅力です。

フリーランス時代と国際的評価

1980年にグスタフスベリを退社した後は、フリーランスの芸術家として自由な創作活動を続けました。ホガネス(Höganäs)社やドイツのローゼンタール(Rosenthal)社などにデザインを提供するかたわら、国内小売大手オーリエンス(Åhléns)社とも協業しています。

日本との深いつながり

リサ・ラーソンは日本で特に人気の高い北欧アーティストのひとりです。1979年と1981年に東京の西武百貨店で個展を開催し、1981年の個展にはのべ7万人が来場したと言われています。日本の雑貨ブランドとのコラボレーションも多数手がけ、そのキャラクターは世代を超えて親しまれてきました。2024年に92歳で逝去されましたが、その作品は今なお多くのコレクターに愛され続けています。

リサ・ラーソンの作品一覧はこちらからどうぞ

グスタフスベリ

グスタフスベリ

グスタフスベリは1825年に創業したスウェーデンの老舗陶器メーカーです。同社の歴史についてはこちらの記事をどうぞ♪ 同社はバスタブなどの住宅設備などを制作していましたが、19世紀後半から芸術的な陶磁器製作に力を入れ、その名が広く知られるようになりました。自然や民間伝承をモチーフにした素朴で美しいデザインでも知られ、20世紀の北欧デザインを牽引したメーカーです。

リサ・ラーソンスティグ・リンドベリなどの優れたアーティストも数多く輩出し、北欧の20世紀中期の芸術運動の「ミッドセンチュリー」の中心的な存在でした。現在でも高い芸術性と技術力、そして北欧の風土を感じさせる独特なデザインが高く評価されています。

当店のグスタフスベリのコレクションはこちらからどうぞ♪

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