コレクション: ライヤ・ウオシッキネン(Raija Uosikkinen)

ライヤ・ウオシッキネンは、フィンランド南部ホロラン出身のデザイナーで、彼女のキャリアはアールト大学芸術学部を卒業し、1947年にアラビア社に入社するところから始まります。ウオシッキネンは40年間にわたりアラビア社の専属デザイナーとして活躍し、EmiliaシリーズやKalevalaイヤープレートのデザインを手がけました。特にカイ・フランクとの共同作業では、フランクがフォルムデザイン、ウオシッキネンが装飾デザインを提供するパートナーシップが印象的です。

定年退職後もウオシッキネンは創作活動を続け、新進のデザイナーや学生の指導に当たりました。彼女の作品、特にエミリアシリーズは、戦後の貧しいフィンランドでの暮らしと、遠い米国の豊かさへの憧れを描いており、彼女の作品が生まれる背景となった、苦しい時代への豊かさへの憧れを示しているといわれています。

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