フィンランドガラスの名門が生んだ 廃盤ヴィンテージの輝き
フィンランドを代表するデザイナー、タピオ・ヴィルカラの代表作ウルティマ・ツーレのヴィンテージのハイボールグラスです。タピオ・ヴィルカラはイッタラ社の伝説的なデザイナーで、什器や家具や切手などあらゆるインダストリアルデザインに携わった20世紀フィンランドの北欧モダンの巨匠です。
シリーズ名のウルティマ・ツーレとは「最果てにある島」という意味で、日が沈むことのない極北の氷と雪の世界を表した言葉です。北極に近いエリアはラップランド地方と呼ばれ、長い年月により溶けた氷が侵食した大渓谷などが見られます。ウルティマ・ツーレは氷が溶け出す様子が表現されており、底部に見られる粒状の模様は溶け出した氷の水滴が表現されています。ウルティマ・ツーレは現在でも復刻されている人気シリーズですが、こちらは1969〜88年にかけて製造されたオリジナルのヴィンテージ品です。わずかにイッタラシールが残っておりmade in finlandの文字の一部が確認できます。
イッタラのヴィンテージは現代版と比べるとわずかに全体的な透明感が異なります。もともとイッタラガラスは鋳型に溶けたガラスを流し込んで成形するため、ヴィンテージと現代版で形態の大きな違いがありませんが、現代版は無鉛ガラスの成形技術の進化でより透明感が高いのが特徴です。ヴィンテージはしかし縁の仕上げ処理などが職人の手作業で行われています。そのため指で触った際に縁にわずかに凹凸が感じられるのが特徴です。現代版はすべてが機械管理により行われているため手作業独特にゆらぎが見られません。またヴィンテージは僅かに口が薄く柔らかく成形されているため、口にあたった際の当たりが柔らかく感じられます。今回は一点のみの入荷となります。
■詳細スペック
- メーカー:iitala / イッタラ
- デザイナー:Tapio Wirkkala / タピオ・ヴィルカラ
- 年代:1969〜1988年
- 製造国:フィンランド
■コンディション:★★★★☆(4.5:極美品)
製造時のコンディションをよく留めています。欠け割れ傷がない完品です。
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