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Gustavsberg

グスタフスベリ リネア(Linnea)プレート 24cm

通常価格 ¥10,500
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スウェーデンの名窯が生んだ 北欧ヴィンテージの逸品

スウェーデンの老舗食器メーカーのグスタフスベリ社が制作したリネアというシリーズのプレートです。リネアとはカール・フォン・リンネのことで、スウェーデン出身の植物分類学の祖です。ラテン語で植物の名前を属名と種小名に分けて記載する二命名法を考案した人物です。リンネをたたえて記念モデルとして製造されたプレートで、本国スウェーデンでも見かけることが珍しい希少なプレートです。同シリーズは3種類のサイズがあり、こちらは最も大きなサイズの24cmプレートとなります。背面のバックスタンプ下部にはリンネをたたえた詩が記載されています。

Deep in the Swedish forests in the shadows of dark firs, where no other flowers grow, you can find this bashful plant. Many poets have sung the simple beauty of this little flower with its sweet almond scent that you can sense far and wide during the white Swedish summer nights. To honour "The King of Flowers" Carl von Linne(1707-1778), the herb was given its name Linnea.

「他の花が育たない暗いモミの影にあるスウェーデンの森の奥深くで、この内気な花を見つけることができます。スウェーデンの延々と続く明るい夏の夜に、多くの詩人が遠くまで漂う甘いアーモンドの香りを放つ小さな花の素朴な美を歌ってきました。「花の王様」ことカール・フォン・リンネ(1707-1778)に敬意を表して、そのハーブはリンネソウと名付けられました。」

表面に描かれているのはリンネから命名されたリンネソウです。スウェーデンのミッドサマーという白夜に近い季節に、森の中でひっそりと咲く花の美しさをたたえています。

グスタフスベリ — 200年の歴史を持つスウェーデン陶磁器の聖地

グスタフスベリ磁器工場と港の風景
ストックホルム群島ヴェルムド島に位置するグスタフスベリ工場

1825年、ストックホルム群島のヴェルムド島に創設されたグスタフスベリ磁器工場。当初はイギリス式の製法を導入し、1839年に現在も知られる錨(アンカー)のマークを採用しました。1863年にはコーンウォールから粘土を輸入し、ボーンチャイナの生産を開始。やがてスウェーデンを代表する磁器ブランドへと成長しました。

スティグ・リンドベリ グスタフスベリ工場にて
グスタフスベリのアートディレクター、スティグ・リンドベリ(1916–1982)

黄金時代を築いた巨匠たち

1917年に初代アートディレクターに就任したヴィルヘルム・コーゲ(1889–1960)は、「美しい日用品をすべての人に」という理念のもと、労働者向けの食器「リリエブロー」を発表。さらにアルジェンタ、ファルスタなどの名シリーズを生み出しました。

1949年にコーゲの後任となったスティグ・リンドベリ(1916–1982)は、ベルサ、スピサリブ、プルーヌス、アダムなど数々の名作を手がけ、グスタフスベリの黄金時代を築きました。「千の芸術家(Tusenkonstnären)」と呼ばれた彼は、陶磁器だけでなくテキスタイル、ガラス、グラフィックデザインなど多岐にわたる分野で活躍しました。

グスタフスベリ工場での手描き装飾作業
グスタフスベリ工場の装飾部門でコーヒーカップに絵付けをする職人

このほか、ベルント・フリーベリ(1899–1981)は中国宋代の青磁に影響を受けた独自の釉薬技法で世界的な評価を得、リサ・ラーソン(1931–2024)はシャモット粘土を用いた愛らしい動物フィギュアで日本でも絶大な人気を誇りました。

ヴィンテージの見分け方 — バックスタンプ(刻印)ガイド

グスタフスベリのロゴの歴史 1825年から1993年までのバックスタンプの変遷
グスタフスベリのバックスタンプの変遷(1825–1993年) 出典:Jane Fredlund, Stora antikboken, 2021

グスタフスベリの食器には裏面にバックスタンプ(刻印)が施されています。このスタンプのデザインは時代とともに変化しており、製造年代を特定する重要な手がかりとなります。1839年に採用された錨(アンカー)マークは現在まで同社のシンボルとして受け継がれています。1993年にオリジナルの食器生産が終了し、現在はHPF社が復刻版を製造しています。ヴィンテージ品はフリント陶器やフェルトスパット磁器で、復刻版のボーンチャイナとは素材が異なります。


■詳細スペック

  • メーカー:Gustavsberg / グスタフスベリ
  • デザイナー:Stig Lindberg / スティグ・リンドベリ
  • シリーズ名:Linnea/ リネア
  • 年代:1965〜1970年
  • 生産国:スウェーデン
  • サイズ:直径24cm 高さ2.3cm

■コンディション:★★★★☆(4:美品)

【複数在庫品】表面は光に透かすとカトラリー跡が散見されます。プレートはペイントの退色がわずかに見られますが美品のコンディションです。縁に見られる釉薬がかかっていない凹みは傷ではなく製造時の支柱跡となります。本品は複数在庫品となります。在庫品はすべて写真と同等のコンディションとなります。個別の風合いをご確認の場合はチャットまたはメールにてお問い合わせください。


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グスタフスベリ

グスタフスベリ

グスタフスベリは1825年に創業したスウェーデンの老舗陶器メーカーです。同社の歴史についてはこちらの記事をどうぞ 同社はバスタブなどの住宅設備などを制作していましたが、19世紀後半から芸術的な陶磁器製作に力を入れ、その名が広く知られるようになりました。自然や民間伝承をモチーフにした素朴で美しいデザインでも知られ、20世紀の北欧デザインを牽引したメーカーです。

リサ・ラーソンスティグ・リンドベリなどの優れたアーティストも数多く輩出し、北欧の20世紀中期の芸術運動の「ミッドセンチュリー」の中心的な存在でした。現在でも高い芸術性と技術力、そして北欧の風土を感じさせる独特なデザインが高く評価されています。

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