ガラスの王様トイッカが生んだ 光を纏うフィンランドガラス
フィンランドの王道ガラス食器のピオニのヴィンテージプレートです。シリーズ名の「ピオニ」はフィンランド語で「しゃくやく」または「牡丹」の意味です。どちらもボタン科ボタン属の花で見た目にはほぼ同じですが、プレートの絵は花びらが丸いのが特徴です。牡丹の花は花びらにギザギザ模様があるため、Pioniシリーズは牡丹ではなくしゃくやくを描いたものとなります。
デザイナーはガラス作家の王様であるオイバ・トイッカです。初出は1975年です。ピオニは縁がゆらいだ線になっているのが特徴で、手触りがやわらかく大きなお皿でも軽量で取り回しのしやすいのが特徴です。立体感がある花はプレートの背中側に突出する形で造形されています。そのため表面はつややかで、食器としての使いやすさが考慮されています。
ピオニには開花状態によって3種類のしゃくやくのデザインがあります。つぼみ、咲き始め、満開の三つです。こちらは満開に咲いたしゃくやくの花弁を描いたものです。
メーカーは当初ヌータヤルヴィというフィンランド最古のガラス工房で製作されました。ヌータヤルヴィは後にARABIAと同一資本となっています。古い時代のガラス独特の屈折やゆらぎが見られるためこちらのプレートは合併前に作られたものだと思います。ピオニは廃盤品のため、ヴィンテージでしか入手することは出来ません。ヴィンテージの持つ独特な透明感は今では手に入らないものです。
■詳細スペック
- メーカー:Nuutajarvi・ARABIA
- デザイナー:Oiva Toikka / オイバ・トイッカ
- シリーズ名:Pioni / ピオニ
- 年代:1975〜2001年
- 製造国:フィンランド
■コンディション:★★★★☆(4:美品)
割れ欠け等のない美品です。表面は光に透かすとごくわずかにカトラリー跡が見られます。本品は複数在庫品となります。個別のコンディションをご確認の場合はチャットまたはメールにてお問い合わせください。

