コレクション: ウラ・プロコッペ(Ulla Procope)
ウラ・プロコッペ(Ulla Procope,1921〜1968年)
フィンランドの首都ヘルシンキの生まれ。1948年にヘルシンキのアールト大学芸術デザイン学部を卒業してアラビア社に入社する。以後20年に渡って制作部門でデザインを担当し、1960年にルスカ(Ruska)シリーズ、1961年にバレンシア(Valencia)シリーズを生み出す。ルスカはアラビア社製品の中で最もロングランかつ販売数が多い看板商品となり、ルスカのフォルムはSモデルと呼ばれ、その後のARABIAの食器の原型モデルとなる。バレンシアはARABIA製品では最後のハンドペイント商品となっている。プロコッペはガンを患い現役を退いてからはスペインのカナリア諸島に移住し47歳のとき現地で死去している。