北欧食器、緑葉の名作「ベルサ(Bersa)」 - 北欧ヴィンテージ食器

コレクション: 北欧食器、緑葉の名作「ベルサ(Bersa)」 - 北欧ヴィンテージ食器

北欧ヴィンテージ食器の中でも最も広く知られたシリーズのひとつ、ベルサ(Berså)。1960年代にスウェーデンの陶磁器メーカー・グスタフスベリ(Gustavsberg)から発表されたこのシリーズは、スティグ・リンドベリ(Stig Lindberg)がデザインした緑の葉のパターンによって、北欧デザイン史に確固たる地位を築きました。白い器面に鮮やかなグリーンの葉が軽やかに配置されたデザインは、発売と同時にスウェーデンの家庭に広く受け入れられ、半世紀以上を経た現在もコレクターの間で高い人気を誇ります。

グスタフスベリ窯について

グスタフスベリは1825年にストックホルム近郊で創業した、スウェーデンで2番目に古い陶磁器窯です(最古は1726年創業のロールストランド)。19世紀後半から20世紀にかけて、ヴィルヘルム・コーゲ(Wilhelm Kåge)、スティグ・リンドベリ、リサ・ラーソン(Lisa Larson)といった才能豊かなデザイナーたちが在籍し、スウェーデンの日用陶器から芸術作品まで幅広い領域で高い評価を得ました。特にリンドベリはミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞するなど国際的にも認められ、グスタフスベリの黄金時代を牽引しました。

ベルサのデザイン

ベルサの最大の特徴は、白地に施された鮮やかな緑の葉のモチーフです。「Berså」はスウェーデン語で「葉に覆われた東屋」を意味し、その名の通り、大小さまざまな葉が器面を自由に覆うデザインとなっています。ステンシル技法を用いて一枚一枚の葉が手作業で転写されており、ヴィンテージ品では葉の位置や色の濃淡に微妙な違いが見られます。この手仕事の痕跡こそが、量産品でありながらも工芸的な温かみを感じさせる理由です。

リンドベリは当時、日常の食卓のためのデザインとして、明るく親しみやすいパターンを数多く手がけていました。ベルサもそうした思想のもとに生まれたシリーズであり、1960年代のスウェーデンでは多くの家庭の食卓を彩っていました。シンプルでありながら存在感のあるデザインは、北欧モダニズムの「美しい日用品」という理念をそのまま体現しています。

ヴィンテージと復刻版の違い

当店で取り扱うベルサは、1960年代〜1970年代にスウェーデン・グスタフスベリの工場で生産されたヴィンテージ品です。復刻版とはバックスタンプ(裏印)のデザイン、釉薬の質感、色味などが異なります。オリジナルのヴィンテージ品は、当時の製造工程を経て一点ずつわずかに異なる表情を持っており、それがヴィンテージならではの魅力です。バックスタンプにはグスタフスベリの窯印とリンドベリのサインが入っており、年代の判別にも役立ちます。

取り扱いアイテム

当店ではベルサの幅広いアイテムを取り揃えています。プレート(17.5cm・21cm・24cm)、コーヒーカップ&ソーサー、ティーカップ&ソーサー、円筒形ボウル、スープ皿、クリーマー、シュガーポット、バターケース、エッグカップ、ティーポット、ピッチャーなど、定番アイテムから希少アイテムまで幅広くご用意しています。キャニスターやスープチューリンなど、市場に出回りにくいアイテムも入荷次第ご紹介しています。

すべてのベルサは、スウェーデンから直接仕入れた後、1点ずつ検品を行い、コンディションの詳細を複数の写真とともに掲載しています。ヴィンテージ品は一期一会ですので、気になるアイテムはお早めにご検討ください。1万円以上のお買い物で送料無料です。

ベルサをもっと知る

ベルサの歴史やアイテムの詳細については、当店のブログ記事で詳しくご紹介しています。デザインの背景や年代別の特徴、バックスタンプの見分け方など、コレクションをより深く楽しむための情報をまとめました。

47個の商品