ロールストランドのコカのコーヒーポットです。
【商品紹介】
コカとはスウェーデン語で「沸騰」の意味です。Koka Bla（Koka Blå，沸騰する青）という反語的な表現をつなげて、ポットにあるような暑苦しさを軽減する涼しげな色使いとなっています。青くペイントされたボディーには柳の葉が描かれており、午後の冷茶のサービングなどに適したデザインとなっています。
【コンディション】★★★☆☆（3：並品）
底面を除けばスレや傷なく使用感のないキレイなコンディションですが、底面に電熱器で使用された焦げ跡が見られることから3の評価です。
【アーティスト】ヘルタ・ベングソン（Hertha Bengtson）
【サイズ】
高さ：18cm（フタ含む）
横幅：20.5cm（持ち手含む）
【製造】ロールストランド
【年代】1955〜88年
【生産国】スウェーデン
【ヘルタ・ベングソンについて】
ヘルタ・ベングソン（Hertha Bengtson，1917～1993年）
スウェーデン南部カルマルに近いブレーキンゲ県の生まれ。はじめ中南部のリンショーピングにあるハッケフォッシュ（Hackefors）社に就職するが、1941年に24歳のときにロールストランド社にデザイナーとして転職し以降61年の退社まで、青色を主とするBla Eld（Blå Eld，青い火）シリーズをデザインする。1965年以降は同国のヘガネス（Höganäs）社、ドイツのローゼンタール（Rosenthal）社でもデザインを担当している。ベングソン作品は直線を絶対に使わない曲線のみの単色のデザインに特色があり、縄模様や柳の葉の線画などシンプルな植物を配して、器に視覚的な軽さをもたせている。
