スティグ・リンドベリのグスタフスベリのファイアンス焼きのプレートです。
【商品紹介】
グスタフスベリの黄金期と言われるミッドセンチュリー（1950年代）に製造されたファイアンス焼きです。ファイアンス焼きとは、赤土に白の釉薬をかけて、絵付けを施したものです。背面にはグスタフスベリのスタジオで制作されたことを示す”G”のハンドサインがあります。飾りとして使用されていたと思われ、全体的に良好なコンディションです。
【コンディション】★★★★☆（4：良好）
裏袖に釉薬がかかっていない箇所が一箇所あります（写真3枚目）。飾り皿として使用されていたようです。食器としての使用痕は見られません。良好なヴィンテージ品です。
【アーティスト】スティグ・リンドベリ
【サイズ】高さ2.5ｃｍ×直径19ｃｍ
【素材】ファイアンス
【製造】Gustavsberg（グスタフスベリ）
【年代】1950年代頃
【生産国】スウェーデン
【スティグ・リンドベリとグスタフスベリ工房】
グスタフスベリは量販品を製造する部門と、アーティストが絵付けを行う工房に分かれていました。ファイアンス焼きのプレートは後者の工房において制作されたものです。ハンドサインである「Gマーク」はスティグ・リンドベリ本人のお墨付きであることを示しています。リンドベリの工房はG-Studion（Gスタジオ）と呼ばれ、若手の絵付け師たちが腕をふるっていました。通常絵付け師のサインが描かれますが、このプレートにはそれが見られません。おそらく習作として絵付けされたものです。しかし出来栄えは良いもので、スウェーデンの春の日を思わせる、彩り豊かな草花が全面に描かれています。
