特集「青い北欧食器」
コラム『リサ・ラーソンの作品、サインが無いけど本物?』
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ライヤ・ウオシッキネン(Raija Uosikkinen,1923〜2004年)
フィンランド南部の町ホロランの出身。1947年にアールト大学芸術学部を卒業しアラビアに入社する。1986年までの40年に渡ってアラビア社の専属デザイナーとして勤務し、エミリア(Emilia)シリーズやカレワラ(Kalevala)イヤープレートのデザインを担当している。カイ・フランクとの共作をおこなうことも多く、基本的にカイ・フランクが商品のフォルムを、ウオシッキネンが装飾デザインを提供することが多かった。
ライヤ・ウオシッキネンは1986年に定年でARABIAを退いた後も、会社のすぐ隣の家に住み続けて同社の現役デザイナーやアールト大学の学生たちを快く自宅に招いて、気さくにもてなしながらも後進の指導にあたったという。代表作のエミリアシリーズは遠い米国の暮らしへの憧れを表していたと言われている。第二次大戦後のフィンランドは貧しい時代の連続で決して豊かな国ではなく、貧しく苦しい時代の豊かさへの憧れが名作が生み出された背景にある。
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