スウェーデンの老舗名窯が紡いだ 北欧ヴィンテージの逸品
スウェーデンの名窯ロールストランド社のアネモンシリーズのスープ皿です。アネモネの花柄をあしらった可愛らしい器です。アネモンは1965年〜1968年というかなり短い期間しか製造されなかったシリーズです。1960年代の意匠としてはポップであり、伝統的なリース柄などが主流だったトラディショナルな時代背景から考えると、アネモンは至ってシンプルなため異端な側面があったようです。生産が中止された後の時代に徐々に人気が出始めますが、今日に至るまでアネモンは再販されていません。そのため人気シリーズであるにも関わらずヴィンテージ市場でしか入手することが出来ません。
アネモンは茶色の釉薬部分が弱いため、ペイントロスが起きやすく、カトラリー跡も目立ちやすい製品です。製造期間が短かったことも相まって、希少性も高く状態が良いものは徐々に少なくなっています。
モナミの13年後に生まれた「異端児」
アネモンをデザインしたのは、モナミの生みの親でもあるマリアンヌ・ウェストマン。1952年にモナミを大ヒットさせた彼女が、その13年後の1965年に新たに生み出したのがこのアネモンです。
しかし当時の北欧では伝統的なリース柄が主流。アネモンのシンプルで大胆なデザインは時代の先を行き過ぎていました。わずか3年で生産終了。皮肉にも、生産が終わった後から人気が高まり始め、今では最も入手困難なロールストランドのシリーズの一つとなっています。
ロールストランド工場 — アネモンが生まれた場所
この工場で、あなたの手元にあるアネモンが作られました。半世紀以上前、職人たちの手から生まれた一枚です。
復刻版のないシリーズ
モナミには復刻版がありますが、アネモンは一度も復刻されていません。ヴィンテージでしか手に入らない、文字通りの希少品です。製造期間はわずか3年(1965〜1968年)。さらにアネモンは釉薬が薄く繊細なため、カトラリー跡やペイントロスが起きやすい製品です。短い製造期間と繊細な釉薬——状態の良い個体が極めて少ない理由です。
■詳細スペック
- メーカー:Rorstrand /ロールストランド
- デザイナー:Marianne Westman /マリアンヌ・ウェストマン
- 年代:1965~1968年
- 製造国:スウェーデン
- サイズ:直径19cm 高さ4.5cm
■コンディション:★★★★☆(4.5:極美品)複数在庫品
割れや欠けや貫入がない極美品のコンディションです。アネモンは表面の釉薬が弱くスレが生じやすいですが、保存上のわずかなスレが見られるだけでアネモンの深皿のなかでは完品に近い非常に良好なコンディションとなります。











