北欧の匠が手がけた ヴィンテージの逸品
20世紀初頭に創業したデンマークのナブストラップ社の陶板です。素地が見えた茶色の荒々しい素焼きの陶土に、水色と黄色の鮮やかな釉薬で民族衣装を着た二人の女の子が描かれています。厚みのあるずしりとした重たい陶板で、ワンポイントの飾りとしてとても見栄えがするものです。
デザイナーはディートリンデ・ヘインというドイツ出身の女性です。美大在学中にリクルートされナブストラップ窯で将来を嘱望されていましたが、30代後半で若くして亡くなった方です。彼女のナブストラップの在籍期間は1960〜1965年にかけてですが、こちらの陶板をデザインしたのは1960年の若干20歳のときで、まさに新進気鋭のデザイナーでした。
二人の女の子は手ベラで整形され凹部に厚めに釉薬が流し込まれています。色に奥行きがあり立体感が感じられる造形となっています。特に水色の釉薬の輝きが秀逸で、窓辺などで置くと光を美しく反射します、陶板の右下には小さく彼女のサインであるD. Heinが刻印されています。
■詳細スペック
- メーカー:Knabstrup / ナブストラップ
- デザイナー:Dietlinde Hein / ディートリンデ・へイン
- 年代:1960年
- 製造国:デンマーク
■コンディション:★★★★☆(4.5:極美品)
特筆するダメージのない完品です。背面の一角に凹みが見られますが焼け色がついているため製造工程によるものとなります。割れ欠けがなく製造当初の姿をそのままとどめたものです。
