スウェーデンの代表的な老舗陶器メーカーのグスタフスベリで1970年代に製作されたフラワーバスケットの陶板です。同社は日常的な食器を製作することが非常に多かったメーカーで、こちらの陶板は比較的珍しいものです。
30cm超ある大きなものでインテリアには抜群の存在感があります。本作は青と赤茶の二色のカラーバリエーションが制作されました。こちらは赤茶版となります。チューリップと青い花に彩りがあり、デフォルメされた可愛らしさがあります。背面にはデザイナーのマルガレータ・ヘンニックスとグスタフスベリの刻印が打たれています。
■詳細スペック
メーカー：Gustavsberg / グスタフスベリ
デザイナー：Margareta Hennix / マルガレータ・ヘンニックス
年代：1970年代
製造国：スウェーデン
コンディション：★★★★☆（4.5：極美品）
背面にわずかに経年の汚れが見られ側面に1cmほどのヒビがあります。輪郭線に沿って生じているため製造のものと思われます。その他には欠けや貫入がなく製造時の姿をそのまま留めた完品に近いコンディションです。
■サイズ
横幅31cm 縦幅31cm 厚み1cm
■デザイナーについて
マルガレータ・ヘンニックス (Margareta Hennix，1941年〜）
1959年にストックホルムの美術大学コンストファック（Konstfack）に入学し、卒業後はガラス工房でキャリアを積む。1967年にグスタフスベリに就職してからはデコレーターとして制作を監修している。1989年にグスタフスベリを退社してからはガラス工芸に回帰し、自らの工房を立ち上げている。グスタフスベリではクロッカス（Krokus）、チューリップ柄を配したユリアーナ（Juliana）、天使を描いたエングラフィア（Änglafia）のデザインなどで知られている。
