デザイナーのグンヴァル・オリン・グラングヴィストはARABIA社で大量生産品のデザインを担当する傍ら、自らのアトリエを社内工房という形でもち、絵付け師と共作でハンドペイント食器の製造をおこなっていました。Ateljer GOGを名付けられた食器は今なお根強い人気を誇っています。これはそのうちソースポットです。コバルトブルーで描かれた花を中心とする葉っぱ柄が芸術的な作品です。
■詳細
メーカー：ARABIA /アラビア
デザイナー：Gunvor Olin Gronqvist /グンヴァル・オリン・グラングヴィスト
年代：1970年代（推定）
生産国：フィンランド
コンディション：★★★★☆4.5（極美品）
底部に保存上ついた極薄いスレが見られますが、オリジナルのシールも残っており使用歴のない完品に近いコンディションです。
■サイズ：直径10.8cm 横幅17cm 高さ6cm
■グンヴァル・オリン・グラングヴィストについて
グンヴァル・オリン・グラングヴィスト（Gunvor Olin Gronqvist，1928〜2005年）
ヘルシンキ生まれ。1951年にアラビア社に入社し93年までの長きに渡ってデザインを担当する。彼女の代表的なデザインは秋の草花をイメージした”Tea for Two”、抽象的な栗色の縦線を配した”Kosmos”シリーズ、半分に切ったりんごを描いた"Fructus"、サウナマグシリーズなどで、現在でも愛好者が多い。大量製造のラインとは別にAteljer GOGという芸術部門を担当し、ワンオフ品の制作監修も務めている。
