北欧食器と和食の共通する美意識
(アラビア バレンシア プレート 北欧ヴィンテージ食器 テーブルコーディネート)
アラビア・バレンシア。手描きの藍色は和食器の染付を思わせる美しさ「北欧食器は洋食に合わせるもの」——そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし実は、北欧ヴィンテージ食器と和食の相性は驚くほど良いのです。シンプルで自然を愛する北欧デザインと、素材を活かす日本の食文化には、共通する美意識があります。
なぜ北欧食器と和食は合うのか
パラティッシの大皿。和食器の染付にも通じるボタニカルデザイン共通する「余白」の美学
北欧デザインの「ラーゴム(ちょうどいい)」の精神と、日本の「間(ま)」の美学。どちらも「余白」を大切にする文化です。北欧のデザイン哲学では、器に適度な余白を設けることで全体に品格が生まれると考えられていました。
自然モチーフの親和性
北欧食器に多い花や葉、動物のモチーフは、日本の食文化にも自然に馴染みます。アラビアのバレンシアの青い模様は、染付の和食器を思わせる趣がありますし、グスタフスベリのベルサの葉のデザインは、和食の「青み」にも通じる美意識が感じられます。
落ち着いた色調
北欧ヴィンテージ食器に多いブルー、グリーン、ブラウンといった落ち着いた色調は、和食の素朴な色合いと美しいハーモニーを奏でます。
デザインの共通点
バレンシアと染付の美意識
バレンシアの手描きの青い模様は、日本の伝統的な染付磁器を彷彿とさせます。コバルトブルーの深い色合いには、和の美意識と共通するものが感じられます。
グスタフスベリ・ベルサの緑と日本の抹茶文化
ベルサの鮮やかな緑は、日本の抹茶文化に見られるグリーンと共鳴する色合いです。抹茶ケーキや抹茶ラテの北欧と日本が「緑」という色を通じて結びつく興味深い例といえます。
ロールストランド・モナミの花柄と和の素朴さ
モナミの青い小花模様は、日本の素朴な食文化にも通じる親しみやすさがあります。スウェーデンの家庭でも日常的な食事のために使われていた、親しみやすい食器です。
アラビア・パラティッシの華やかなデザイン
(アラビア パラティッシ ボウル 1971年製 おもてなし料理 北欧食器)
パラティッシのボウル。華やかな柄はフィンランドの家庭で愛されてきた華やかなデザインパラティッシの大胆なフルーツ柄は、華やかさが特徴です。お祝いの席やおもてなしの場面で、ゲストの目を引く1969年の発売以来、フィンランドの家庭で愛用されてきました。
北欧ミニチュア花瓶 × 一輪挿し
フリーベリやスタルハネのミニチュア花瓶は、和の一輪挿しとしてもぴったり。季節の野花を一輪挿すだけで、食卓に風情が生まれます。
テーブルコーディネートのコツ
(アラビア クロッカス 30cm大皿 北欧ヴィンテージ食器)
クロッカスの大皿。クロッカスの花柄が印象的な一枚
-
色を2〜3色に絞る——北欧食器と和食器を混ぜる場合、全体の色調を統一すると自然にまとまります
-
高低差をつける——平皿、深皿、小鉢を組み合わせて、テーブルに立体感を
-
テキスタイルで繋ぐ——リネンのテーブルクロスやナプキンは、北欧と和のテイストを自然に橋渡ししてくれます
-
季節感を大切に——春は花柄の器、秋は落ち着いた色の器で、季節を表現しましょう
おわりに
(ロールストランド シルビア プレート 北欧ヴィンテージ食器)
ロールストランド「シルビア」。繊細な花柄が和食器と調和する北欧食器と和食の組み合わせは、二つの文化の美意識が出会う豊かな体験です。デザイン哲学を比べてみると、興味深い共通点が見えてきます。
当店のヴィンテージ食器で、北欧デザインの美しさをお楽しみください。