フィンランドを代表する食器メーカーARABIAのエミリア（Emilia）シリーズのスクエアプレートです。本作エミリアはARABIAの名デザイナー、ライヤ・ウオシッキネンの代表作です。点描で描かれた風景はアメリカの理想の生活を表現したものとされています。シリーズ名の「エミリア」とは米国に住んでいたライヤの叔母の名前です。
プレートには庭の長椅子に腰掛けて赤ん坊をあやす母親の姿が描かれています。エミリアシリーズは販売当時大ヒットしましたが、現代にはあまり数が残っていません。乳白色の下地に白黒の点描という一見シンプルな作品ですが、絵柄が細部まで緻密に描かれています。普段使い用として愛されてきた食器のため状態が良いものは少ないです。
エミリアにはオーブン皿やTVセットと呼ばれるプレート＆カップのセット、キャニスター、塩入れなどがあります。こちらのスクエアプレートは比較的薄造りのため数も現代まであまり残っていないようです。
■詳細
メーカー：ARABIA /アラビア
フォルムデザイン：Kaj Franck / カイ・フランク
パターンデザイン：Raija Uosikkinen / ライヤ・ウオシッキネン
年代：1957〜1966年
コンディション：★★★★☆（4：美品）
プレートの1枚に貫入が見られます。貫入とは製造工程の焼成時に釉薬面に走るヒビで使用上のキズや本体そのもののダメージではありません。メーカーの検品を通過したものとなります。貫入があるプレートはデッドストック品の未使用品となります。もう一枚のプレートは光に透かすと中央付近にカトラリー跡が見られますが、全体としては割れや欠けがない美品のコンディションとなります。
■サイズ
縦横13.7cm 高さ2.2cm
阿拉伯 - 阿拉伯
ARABIA是代表20世纪芬兰的陶瓷制造商。 ARABIA最初是瑞典Rörstrand公司在芬兰设立的一家工厂，为俄罗斯生产陶器。该公司的名称来源于其成立于首都赫尔辛基阿拉伯区的事实。
20世纪50年代至80年代，Ulla Procoppe、Birger Kaipiaiinen、Laiya Uosikkinen、Esteri Tomura等众多世界著名设计师创作了许多作品，被誉为ARABIA的黄金时代。当时创作了对现代设计产生巨大影响的作品，从简单的斯堪的纳维亚现代设计到装饰性很强、制作精良的作品。 ARABIA 以其 paratissi、crocus、flora 和 corari 等杰作而闻名，这些都是斯堪的纳维亚餐具特有的实用和装饰物品，可用于室内和日常使用。
莱贾·乌西基宁
莱贾·乌西基宁 (1923-2004)
最初来自芬兰南部的一个小镇霍洛兰。 1947年毕业于阿尔托大学美术学院并加入阿拉伯。他担任Arabia独家设计师长达40年，直至1986年，负责Emilia系列和Kalevala耳板的设计。他经常与 Kai Franck 合作，Kai Franck 一般提供产品的形式，Uosikkinen 提供装饰设计。
1986年Laija Uosikkinen从ARABIA退休后，他仍然住在公司旁边的房子里，并愉快地邀请公司现任设计师和阿尔托大学的学生到家中，热情招待的同时，也充当了后代的良师益友。据说他提供了指导。他最著名的作品《艾米莉亚》系列，据说表达了他对遥远美国生活的向往。二战后，由于一系列的贫困时期，芬兰从未成为一个富裕的国家，而在这些贫穷和困难时期对富裕的渴望是创作这部杰作的背景。
凯·弗兰克
卡伊·弗兰克 ( 1911-1989 )
来自芬兰的著名设计师，他通过生活用品的设计推动了餐具的现代化，对北欧的生活方式产生了很大的影响。
1932年，他在赫尔辛基工艺美术大学学习家具设计，毕业后从事室内设计、橱窗展示、纺织品和玻璃设计工作。 1945年，他成为ARABIA的设计师，并凭借他自20世纪40年代以来一直开发的“Kilta”餐具系列取得了国际成功。
1946年，他赢得了玻璃设计比赛并成为Iittala的设计师。从 1950 年起，他在 Nuutajärvi 从事玻璃设计，他的 1955 年玻璃杯 2744 被纽约现代艺术博物馆 (MOMA) 选中收藏。该设计以其简洁性和功能性而闻名，已成为芬兰设计的象征。